グルーヴって一体なんなん?
ロスアンゼルスでプロドラマーとして活躍しておられるキリサワ サトシさんという方のyoutube動画でグルーヴの正体に迫っています
右手で2左手で3を刻み同時にならしてみるというもの
リズムにちょっと詳しい人なら、え?それって2拍3連じゃないの?っておもうかもしれないんですが、リズムはアフリカで生まれたもので、メロディーやハーモニーはヨーロッパで生まれたものであり、音楽を学習するときに使う楽譜やリズム譜はヨーロッパで作られたもの
1小節を4つに区切って1拍2拍3拍4拍と数えていく考え方は西洋的な視点で音楽をとらえていて、2拍3連もヨーロッパでつくられた概念です
アフリカ人は楽譜なんか知らなくても2と3のリズムが体内に流れていて自然とリズムの中にグルーヴが生まれるようです
リズムって譜面にしたら極めてデジタル的な考え方で成立してますよね、それに対して2のリズムは足、3のリズムは心臓という極めてアナログ的な考え方のアプローチが興味深くて面白いですね
実際に歩きながら2と3を感じてみる
曲を聴きながらリズムに合わせて歩き、そして指で3のリズムをならしたりしてみた、曲なしでもやってみました右手が2左手が3とかね、毎日してみました。するとね
言葉で説明しずらいのですが僕の感覚では腰を中心にして揺れだしたくなるような感覚になるんですよ!
1,2と123の、1の時西洋的には4分音符が補強されてる感覚があるんですよさらに言うと
次の1が明確に見えてくる感覚
これは気持ちいいですね見えてる次の1にパチっと合わせてやるみたいな感覚
日本人のタブーに切り込んだ
今まで日本でグルーヴの話をしたら曲のうねりだとかクオンタイズがどうのとかエンベローブがなんとかとかスネアが一瞬うしろにきたらグルーヴだとか結局なんやねんってなってケンカになるから日本でグルーヴの話はタブーであると聞いたこともありますが、キリサワさんのアフリカンコンセプトの話は分かりやすいし、シンプルで本当のリズムとは?の答えのような気がします。
これからも指パッチンして歩きながらキリサワさんの動画を要チェックしていきます