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デジタルクサイ音っていったいなんだ?

アンプシミュレーターの歴史と共に進化したデジタル臭

デジタルクサイ音って聞いてピンと来なかったあなた若いですね羨ましい

デジタルクサイ音って聞いてピンと来たあなた、オッサンですね?私もオッサンです仲間です。

ギターの世界でデジタルクサイ音というとエレキギターをラインでつないで録音した音のペラペラ加減をデジタル臭と呼んでいました

そのペラペラ感たるや迫力に欠けるうっすいサウンドは宅録ギタリストを悩ませていたのでした

私も初めて買ったマルチエフェクターのBOSSのME-8にアンプシミュレーターはついていたのですがアンプシミュレーターをONにしてヘッドホンでギターを弾いてみたもののなんかこもっただけだなぁとおもっていました

boss ME-8 めはちと呼ばれていました

そんな宅録ギター小僧のためにキラ星のごとくあらわれたのがLINE6のPODでした

1998年に発売されたPODなんですが当時音楽雑誌なんかでは大絶賛されて宅録ギターの新時代到来!!みたいな感じで特集されてました

PODで新時代到来か?

初代POD

私も知り合いがPOD購入したものを借りてつかってみたのですが

これがアンプで出した音と同じなんかな?と思っていました

ちょっとこもってるだけやんとも思っていました。まぁ若かったし耳がイマイチ肥えてなかったのかもですね

今考えてみても初代PODはまだデジタル臭を抜け切れていなかったのだろうと思います、実際に使ってみても微妙だったし、雑誌は今思えば忖度して大絶賛していたのかなぁーとも思います

実際にデジタル臭のする音を再現してみた

クリーンと歪(bossDS-1x)でオーディオインターフェースにギターつないでDAWで録音してみました  片方は直接録音、もう片方はアンプシミュレーターのプラグイン(NadIR、NRR-1)をつかいます

直接録音

アンプシミュレーターON

直接録音したほうはペラペラしてこもってる感じわかりますか?

アンプシミュレーターのほうは部屋の鳴りとかも再現されててリアルな感じするでしょう?

アンプシミュレーターのプラグイン紹介はコチラ無料で使えるプラグインだよ

DTMで使えるギターアンプシミュレーターのプラグインをご紹介

そして今は…..

現代ではフリーで高性能なアンプシミュレーターを使えるいい時代ですがアンプシミュレーターの新時代を切り込んでいったのはLINE6のPODであることは間違いないとおもいますそこから凄い速さで進化していきましたね

今でもたまーに安いマルチエフェクターのアンプシミュレーターとかはデジタル臭してるやつみかけますけど、そーゆーのは手を出さないように気を付けてくださいね