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セルフレコーディング音処理編

DAWのプラグインを使って音処理しよう

ドラムの録音は何とか無事に終えましたのでPCを自宅に持ち帰って簡単に音処理しましょう。DAWソフトはREAPERとREAPERについてるプラグイン

順番に説明していくと

  • PANの調整
  • EQ(イコライジング)調整
  • コンプレッサーをかけて音の粒をそろえる
  • ゲートをかける
  • ボリューム調整
  • リバーブをかけて奥行きを作る

て感じかなEQとコンプはどちらが先でも同じ感じなんでどっちでも可

ベース、ギター、ボーカルとほかの音を重ねていくと色々変更しないといけないことはでてくるのではじめはざっくりと調整していきます

PAN調整(LRに各パーツを置いていく)

ドラムのPAN調整ですが絶対的な正解はないと思っているのでミックスする人の好みが出るのかもしれません

一般的にはお客さん側正面からみたバランスで

バスドラをど真ん中において(センター)

スネア右寄り(R20%)

ハイタムちょい右(R10%)

ロータムちょい左(L10%)

フロアタム(L30%)

オーバーヘッドR(R60%)

オーバーヘッドL(L60%)

とかですかね、人それぞれでLRの振り幅は結構変わると思います

ハイハットは特殊でR30%くらいに置く人もいればセンターに置く人もいるようなのでちょっと注意、好きなほうに置いたらいいと思います、僕はR側に配置します

今紹介した配置と全く逆でドラマーの視点から見た配置でPAN調整する人もいるようなのでどちらでも構わないですね好き好きです

まずはバスドラから調整

EQ(イコライジング)調整

各パーツの音をEQ調整して聴きやすくかっこいい音にしていきましょう

REAPERについているイコライザーとコンプレッサーで十分できます

超低音の部分と超高音の部分をガッツリカット

1200hz辺りのバスドラのアタック(ビーターが当たる音)が強調したかったのでブーストかけます

6khz辺りもカッコよく鳴りましたのでブーストかけてみます

もうちょっとアタックが欲しかったので1200hzに2重にEQをかけてみます

 

 

 

ここでサウンドを聴いてみましょう

ドラムの録音した素の音がこれ↓↓

バスドラのトラックのみ↓↓

バスドラのトラックのみEQ処理後↓↓

コンプレッサーをかける

バスドラにコンプをかけていきますがコンプをかける目的は

  • 音の粒をそろえて聴きやすくする
  • 音を圧縮して迫力をだす

こんなとこでしょうか

REAPER付属のプラグインreacompをつかいます

attackはコンプが効き始めるまでの時間msなんで1000分の1秒単位

releaseはスレッショルドレベルより音が下がった瞬間から圧縮を戻すまでの時間ms単位

thresholdはコンプが効き始める音の大きさのレベル、図だと左のフェーダーより緑の2本の棒が上にあがったらコンプが効きますよというライン

ratioは音を圧縮する比率2:1なら半分に圧縮3:1なら3分の1に圧縮します

knee sizeはスレッショルドに近づくにつれゆっくりコンプレッションさせるかスレッショルドを越えて急にコンプレッションさせるか、フェーダーを右にもっていくほど急にかかるみたい

ハイパスフィルタ、ローパスフィルタは無視しといてOKです

コンプが効いてるとメーターが赤く上からでるので見た目にもわかりやすいです

コンプレッサーは大変奥深く難しいエフェクトでまだまだ自分も勉強していますがドンドン使って行って慣れていこうとしてます。効いているのか効いてないのかも結構わかりにくくて1000分の1秒単位なんで感覚的になってしまう部分もありますがOFFの状態とONの状態を聞き比べてよくなってたらOK!て感じですすめています

バスドラのみのトラックEQ、コンプをかけた状態の音

バスドラはゲートやリバーブはかけないのでこれでまずOK

 

続いてスネアを調整

スネアのトラックを聴いてみるとちょっと違和感が

スネアのピョーンてなってる変な倍音が出てるのわかりますか?

気になるのでカットします

EQで600hz辺りの倍音をQを狭めてガッツリカットしてみました

 

ヤな倍音カットできました

バスドラと同じようにEQ、コンプ処理します

 

次にタム類とオーバーヘッドのマイクの音処理していきますが、つづきはまた次回でよろしくおねがいします  続きはコチラ