オクターブチューニングの調整とは
ネックの反りなどの影響でハイフレットの音程にずれが生じます
湿度や気温の変化でネックは日々微妙に変化します
ブリッジのコマを動かして調整しよう!ネック状態がヒドイときはリペアショップにもっていくのが無難です
トラスロッドをいじってのネック調整は職人さんの領域なので僕はいじったことないしお勧めしません、ネック調整はプロの人に任せましょう、素人がいじってギターにダメージをあたえることがあります
なんかチューニングがしっくりこないとき
先日スタジオでバンド練習していた時のこと、ある曲でギターソロを弾いていた時にいつもどうりに弾いてるつもりなのに、なんか音程がキモチワルイなーと感じました
ギターのチューニングは確認してみてあってる、それでも音程に異常をかんじた場合はオクターブチューニングがずれているのかも?
半年以上前にリペアショップで調整してもらったから安心していたのですが、気温や湿度でネックの状態は変わりますからね、
チューナーで確認したところ12フレットの実音とハーモニクス音が4弦と3弦が少しずれてたので、弦交換のついでにオクターブチューニングも調整してみます。
オクターブチューニングの調整前にパパっと作ったバックトラックに
そのGソロひいてみました、下手で申し訳ない(笑)なんか音程が微妙なかんじがしませんか?
調整後また弾いてみますのでまた聞き比べてみよう。
弦交換
弦交換の時にナットのところに鉛筆の芯をすりこんでやるとチューニングの時にピキピキいわなくてチューニングも安定しやすいです
自分は弦交換の時にオレンジオイルでかるく指板の掃除もしてます
俺がいつも使ってる弦アーニーボールの09-46
弦を張ったら、各弦びょーんとチョーキングして弦を伸ばそう、新品の弦はめちゃ伸びます
ここですぐにオクターブチューニング調整しても結局弦が伸びるので俺的には12時間から1日あけます
時間が経ってから調整
翌日になりましてオクターブチューニング調整は
12フレットのハーモニクス音と12フレットの実音を合わせていく作業なんですが、
大事なことが一つあって ギターという楽器は
全ての弦で全てのポジションの音程を完璧に調整するのは不可能な楽器であるということ
弦の太さが違うのに各弦のフレットの距離が同じであるということは音程を完璧に合わせるという見方からすると、限界がありますよね
だから最近はこんなギターもあるみたい
フレットが曲がってる!
弾いたことないけど弾きにくくないのかな?
興味ある方は ファンフレットギター で検索してみてください。
さて12フレットで実音とハーモニクスのずれをドライバーでコマを動かして調整します
- 実音がハーモニクスより高いときはコマをブリッジ側に
- 実音がハーモニクスより低いときはコマをネック側に
それぞれ動かします、弦を緩めてからコマをうごかしてね
自分がよく使うポジションを中心にチューニング
全てが完璧にはならないので、自分がよく使うポジションを中心に調整、あまり極端に合わさず妥協点を探りながら調整します
どこかが合えばその分どこかが合わなくなります、ギターってそんなもんです
自分の場合は5,6弦5フレットあたりから1,2弦14フレットのあたりをよく使うので
自分がよく弾くポジションでも実音をチューナーで測りつつブリッジのコマを微調整します
コマを動かすときは弦を緩めてからうごかしてチューナーで確かめましょう
ここらへんのところはプレイヤー個人でよく使うポジションは違うと思うので人それぞれです
5,6弦の12フレット以降はよく使う人はあんまりいないと思うので、大体低音弦側はローポジション、高音弦側に行くにしたがってハイポジションをよく使う人が多くなると思います。
大体できたから昨日のギターソロのフレーズを弾いてみましょう
ちょっと良くなりましたか?
あんまよくわかんねーなそんなもんだ