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ドラムセルフレコーディングの続き

ドラムのセルフレコーディング実践編

さて前回ドラムのセルフレコーディングの準備まで進めましたが今回は実際の録音風景をお届けしていきましょう

前回の最後に携帯をマナーモードにしてと冗談ぽく書きましたがホントにマナーモードか電波をOFFにするフライトモード?(飛行機のマークの奴)にしましょう!せっかく上手く叩けたのにスマホが鳴ってやり直しなんて怒られますよ

早速はじめたいところですが曲のテンポにあわせてクリック音を1トラック使って録音しました DAW側で先につくっておいたんですが、ドラムのケンちゃんがいつも練習で使い慣れているクリックの音の方がやりやすそうなんでクリックを曲のテンポにあわせてからオーディオインターフェースに繋いで録音します

5分間くらいの曲なんで6分から7分くらい録音しっぱなしにしといてちょっと休憩タイム

クリックについてレコーディングで使わないバンドもたくさんいますので各バンドさんで相談してクリックの有り無しを決めてください、僕はクリックなしの方が生っぽくて好きです

1トラックにクリックがみっちり入ってます

1番にクリック2番目にバスドラ3番目にスネアと続きます

プロのスタジオミュージシャンは2テイク以内にOKテイクを出さないと次回の仕事がもらえなくなるという話を聞いたことがありますが、我々はアマチュアなので失敗しても何回も気楽に挑戦していきましょう

失敗テイクが続いて空気がおもーくなるのはよくないのでまわりのメンバーが雰囲気を盛り上げながら楽しく心がけていきましょう

今回はバンドメンバー同士なので曲の構成などはオペレーター役の僕もわかっていますが、スタジオのエンジニアさんなど外部の人にお願いする場合は曲の構成表(イントロ→Aメロ→サビ→みたいな簡単なものでも可)や歌詞カードなどあるといいですね

ドラムのレコーディングはパンチインができない

パンチインとはギターやベース、ヴォーカルなどでよく使われる録音技術なんですが、とりあえず1曲通して演奏してみて1カ所だけミスったなんて場合そこの部分だけ録り直すワザです

今回のドラムのレコーディングの場合8本のマイクを使ってます、曲の中で音が無音になる部分がないとパンチインできないのですが、ゆっくりとしたテンポの曲なんで1番のサビまでは上手く叩けたから2番のAメロから録ろうなんてこともできました

一般的なロックの曲なんかはドラムが無音になる箇所なんかはあんまりないので1曲通してミスなく叩いてもらうのが理想的です

赤でしずかってかいてる部分がAメロにあたるんですが1番は無音2番はバスドラのみ鳴ってる感じなんでパンチしやすいね

ブロックごとに分けて録音しやすかったです

ドラムのケンちゃん
おつかれさま

今回レコーディングしたドラム音をすこしアップしてみますねコンプもEQもかけてない状態でLRのPAN振りと各パーツのボリュームだけ少し調整したほとんど素の音です

ドラムの音処理編に突入!か?

なんとか3曲のドラムを録音できたのですがまだまだやることはいっぱいあります。ドラムの音処理(コンプ、EQなどエフェクト処理や無駄な部分のカットなど)、ベース録音、ギター録音(自分で弾いて自分で録音!)、ヴォーカル録音、ヴォーカルによるギターパート録音、そして各パートの音処理、ミックスバランス調整、PAN調整、マスタートラックの音圧調整などなど

スネア半拍ずれてるの修正できる?

そんな作業をしている時あの曲のスネア半拍ずれてるの修正できる?なんて言われてギターやベースならタイミング修正はできるけどドラムは無理だよ!と言っていました、今までは。

8本のマイクで録音するから1本だけ修正しても他のマイクに入り込んでいるから違和感が出る、ほかのマイクも同じように修正しても空気感に違和感がバリバリでる(シンバルの余韻が急に消えたり逆に余韻の音が急になったり)ドラムのタイミング修正はご法度とされてきたし、してませんでしたが今回挑戦したのでそれもつづきで

また次回よろしくおねがいします  続きはコチラ